個人投資家サラリーマンの脱獄記録

労働者という現代の奴隷が脱獄出来るか終身刑になるのかの記録を綴ります。投資先は米国株です。グロース株を主体にVTI等の積立投資も実行している。住宅ローンあり妻子ありの平凡なサラリーマンのブログです。

義務教育課程は無知で従順な労働者を養成するカリキュラムである

この記事では自分自身の経験も併せて、義務教育カリキュラムの仕組と何も考えないでそれらに乗っかると、どのようなリスクがあるのかを私なりにまとめてみました。


あくまで個人的な見解がふんだんに盛り込まれていますので、不快にさせてしまったらすいません。


はじめに

「女王の教室」というドラマがありました。フィクションなので過激な演出であることは前提ですが、作中の以下のセリフにとても納得感があります。


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日本という国は、そういう特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。


そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでるか知ってる?


今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。


世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて、戦争が始まったら、真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの。
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まさにですね、過激だけど真理だなと思うわけです。


多くの人が特権階級になれるわけでもなく、誰もが経済的に成功出来るような世の中ではないという事実と向き合いながら、それでも自己防衛をしていかないと、ずっと搾取され続ける人生になってしまうと思っています。


もはや搾取されていることに気付かない人も多いので、それはそれで幸せかもしれません。


しかし、私は違和感を感じてしまったので、見て見ぬ振りがもうできません。どこで違和感を感じたのかが以下になります。


①チャイム

決められた時間に皆が同じように動くこと。一見普通の事のようですが、凄く個人的に気持ちが悪いです。


刑務所でも同じようにチャイムがなります。また昨今だいぶIT化、機械化が進みましたが、工場などの製造業ではいまだにチャイムやベルがなります。


スケジュール管理やタイムマネジメントは確かに大切かもしれませんが、特権階級社会や経済的強者の方々の世界にはチャイムはありません。


②言う事を聞くと通知表は良くなる

特に初等教育課程によくみられる現象です。例えば算数や数学のとある問題を解く際に、教わった通り、教科書通りの解き方以外のプロセスで正解を導き出しても、×を貰うケースがあります。


その他にもこれらの例はインターネット上に多く取り上げられていますが、初等教育課程ではこのような評価システムが幅を効かせています。


言われたことを素直に聞き、言われた通りにこなす事。以上のことも以下のこともしてはいけません。なにも疑問に思わず「ルールだから」という思考停止が一番良いこと。大人の世界にもありますね。


これこそが評価されるんだ、という刷り込みが幼少期からなされます。


③刃向かうと評価が落ちる

これは完全に自分自身の経験からでしたが、高校生の時に、人間的な相性があまりよくなく、関係が良くない先生がいました。


しかし、私はその教科自体は得意でした。授業中は寝ていたり、そもそも教室に行かないという事もあったと思います。子供ながらに反抗していました。
※自慢できる話ではないですが。。。


ただ、テストの点数では大体学年で1番になります。テスト前に少し勉強すると、とても楽しくてこの教科だけはスルッと頭に入るのです。


が、しかし、通知表では3が付きます。5段階評価の真ん中です。


もちろん、テストの点数だけでなく、生活態度や提出物コンプリートも評価の一部なのだから仕方ないのですが、そうゆう事を身をもって体験させる場になっているんだと思いますね。


その点、大学生活はとても快適でした。ほぼ学校に行かなくとも、Sの成績を付けてくれます。


④ルールは守るものと教えられる

“ルールを守る”、これは社会生活を送る上でとても大事な事ですが、基本的にはこれのみインストールさせられます。特権階級の人達は“ルールを作り”ます。賢い人たちは“ルールを利用”します。


ルールを作る側になることは誰もが出来る訳ではないですが、ルールを正しく理解し、利用することは多くの人に出来る事です。


しかし、“ルールを利用する”というフレーズは絶対に出て来ません。


自分の子供たちにはルールとは利用するもの(ないしは作るモノ)だ、と私は教えていきたいと思います。




⑤税金の仕組みを教えず庶民へ金融教育をしない

極めつけはこちらです。


税金や税制のことを細かく教えることは絶対にありません。そして、現行の税制は意図的にかなり複雑になっています。国税庁のサイトを見れば分かりますが税制や各種税金の計算ロジックについて普通の人に理解できる仕様になっていません。

またサラリーマン(労働者)の方なら多くがそのシステム下にある“特別徴収”。


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特別徴収(とくべつちょうしゅう)とは、地方税や社会保険料を本来の納税義務者である個人から直接徴収し納付させるのではなく、当該納税義務者が得る給与や公的年金を支払う事業者(特別徴収義務者)が税金等を代わって預かり(天引き)、その徴収すべき税金等を納入させることをいう
(地方税法1条1項9号)
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一見、会社から給料が出て、税金を計算して振り込んでくれるのでラクなように感じますが、取りっぱぐれないように、また庶民はいつまでも税制システムに無知でいてもらうために作られた制度です。


その証拠に、高所得者(特権階級や経営者など)はこのシステムの下にはいません。


おわりに

私には2人の子供たちがいます。とても可愛いし、愛しています。


長女は公立の小学2年生で学校の勉強や英会話スクール、ピアノ教室と頑張っているようです。


次女は私立の幼稚園に通っていますが、この幼稚園は「自分のことは自分でやる」という教育方針で、なかなか好感が持てます。


私も妻もいつかは死にますし、子供達も大人になって行きます。


私が子供たちにしてあげられることは学校や社会的強者たちが教えてくれない仕組みやシステムを子供たちに教えてあげる事だと思っている次第なのです。