【2021年2月】平凡なサラリーマンの資産運用という脱獄記録
2021年2月、私の資産は大きく上下動した月でした。
主にはアメリカのグロース株にとって逆風が吹いていたという部分が要因になります。
2021年2月サマリー
2021年2月は結果からすると資産総額を1月末日と比較して400,000円程減らした月でした。2月前半は調子よかったので単月での変動幅は2,000,000円ほどありました。
株式投資は常にモロに相場の影響をうけますので、ポジションを持っている限り、当然資産を増やせる月もあれば、減らす月もあります。2月は減らした月でした。
主な要因として考えられることして、コロナ禍でしばらく恩恵を受けていたITグロース株にしばしの調整があったと思っています。
コロナ感染者の世界的な減少とワクチン接種体制の拡大、景気の先行きを楽観視したアメリカ長期金利上昇、これらの背景から資金がグロース株式からオールドエコノミーや債権にシフトしているらしいですね。
2月は私のポートフォリオに関して言えば、前半で時価総額が上がり、後半で勢いよく下がるという様子でした。
個別銘柄トピックス
米株:
保有米国株全般的にパフォーマンスが悪いですが、特に【$FSLY】と【$PLUG】がダメージ大きいですね。
とは言うものの、ポジション自体が低い仕込み価格で持てていますので、まだまだ含み益を出せていますが。
この銘柄らしいジェットコースターチャートですが、$FSLYは直近の決算に関しても売上・EPSともにコンセンサスはクリアし、売上高も前Q対比117%増、粗利益率も58%程と、まだ握っていられる範疇ですのでホールドです。
来Qの見通しが弱気なのが気になりますが、そこはサプライズ決算を淡く期待しながら、実質の昨対売上高成長率を見ていきたいと思います。
$PLUGに関しても直近高すぎる状態でした。まあ仕方ないと思っています。決算も売上高に関しては昨年同Q対比で実質40%以上の成長をしていますので、ホールドです。
日本株:
オリックス&三菱UFJ銀行の残骸がここにきてポートフォリオ全体の緩衝材になってる感が否めません。エムスリーは軟調トレンド継続中。
大きく資産を減らすときにブレやすくなる
状況に合わせて投資戦略の朝令暮改は良いのですが、良い朝令暮改と悪い朝令暮改があると思っています。
これは誰もが経験済みかもしれませんが、中長期成長銘柄戦略を取っていても、まだまだ私は主戦略外のことをあれやこれやと考えてしまいます。
少し利確しようか、とか。オールドエコノミーにも少し資産を寄せようかな、とか。ディフェンシブな大型銘柄もポートフォリオに加えておこうかな、とか。
利確や損切、ポートフォリオの調整自体がダメなわけではなくて、投資の目的や大局観を無視した小手先の小細工がダメだと思うのです。
冷静に考えれば2週間前と今現在は何か大きな変化はないです。いわゆるバブルが弾けたわけでもない。
実体経済もコロナもワクチンも企業業績も、私の投資方針を変更するほどの変化はないと思います。多少の調整があったまでです。
現時点の考えとしては、この先の時代に伸びるであろう領域は景気が回復しようが債権利回りが多少上がろうが変わらないと思っています。
また、楽観的に考えるとグロース銘柄はある意味健全な調整が入ったので絶望的な暴落リスクは減った可能性があると思っています。
今、私が行う事は、可能な限り入金力を上げ、キャッシュポジションを厚めにし、大きな調整や相場下落局面に備える事。
それを淡々とこなしていくことを引き続き自分に課して行きたいと思います。今現在のマイルストーンである純金融資産1億円まではまだまだ遠いです。
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