個人投資家サラリーマンの脱獄記録

労働者という現代の奴隷が脱獄出来るか終身刑になるのかの記録を綴ります。投資先は米国株です。グロース株を主体にVTI等の積立投資も実行している。住宅ローンあり妻子ありの平凡なサラリーマンのブログです。

【2021年6月前半】平凡なサラリーマンの資産運用という脱獄記録

どうやら、アメリカの研究で人生で最も充実していると感じる年齢は36歳だったという結果があるという記事をみました。無敵の20代なのかな、または幼少期なのかなと思っていたので意外でした。私はもうすぐ35歳なのでこの研究でいう最盛期に片足を突っ込んでいます。最盛期だ、と言えるようしっかり生きねばと思いました。


■今起きていること

・FRBが社債及び社債ETFの売却へ

アメリカ連邦準備理事会(日本で言う日銀)が去年のパンデミックで急激に悪化した企業の資金調達環境を改善する為に大量の社債や社債ETFを買い入れました。それを年末までにすべて市場へ売却するとパウエル議長が表明しました。「金融政策とは無関係」と言っていますが株式市場的には要注意です。それにしても、アメリカは着々と経済回復、パンデミック克服をしています。


・ミーム銘柄暴騰再び

アメリカの掲示板reddit(日本で言えば2ちゃんねる)に集まった個人投資家が結託して特定の低位株の株価を上げる様に動いています。6月2日には1日で90%以上の高騰を見せる場面もありました。これ系には手を出してはいけません。死人が出ます。



・6/4 米雇用統計発表


非農業部門雇用者数が前月比55.9万人増加しました。市場予測が65万人で前回が26.6万人でした。6月3日に発表のあった5月ADP雇用統計(前月比)が市場予測を大幅に上回り10年債利回りが急騰しましたが、この発表を受けて10年債利回りが落ち着きました。


・6/10 米国消費者物価指数発表


米労働省労働統計局が毎月発表する統計で、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。また、国民の生活水準を示す指標のひとつとも言えます。米国のインフレ率を分析するための最重要指標です。


★予想:0.4%  結果:0.7%(前回:0.9%)


市場予想を上回りましたが、マーケットは物価上昇は一時的とのFRB姿勢を考慮しているのか、米国10年債利回りも低位で安定。グロース銘柄が上がっています。



・6月前半のセクター別パフォーマンス


⇒景気敏感セクター弱い、ヘルスケア弱い、エネルギー強い


⇒ハイテク強い、金融弱い、工業・素材弱い



2021年年初から強かったオールドエコノミー、バリューからハイテクやグロースに資金が戻ってきている印象です。しかし6月前半通して出来高が依然として少ない状況。機関投資家は様子見ムードで個人投資家が暴れています。


・アメリカ10年債利回り低位安定


6月頭からグッと下げているようです。


■6月前半に私がしたこと


・決算の精査

■$CRWD 決算

【2022年1Q】
売上高;予想$292M 結果 $303M 〇
EPS ;予想$0.06 結果$0.10 〇


【2022年2Q】
売上高;予想$312M 新ガイダンス$318~324M 〇
EPS ;予想$0.06 新ガイダンス$0.07~$0.09 〇


今回もキッチリ良い決算を出してくれました。
昨今サイバー攻撃絡みのニュースが世界を賑わせています。
今後の成長にも期待してホールド。


■$DOCU 決算

【2022年1Q】
売上高;予想$438M 結果 $469M 〇
EPS ;予想$0.28 結果$0.44 〇


【2022年2Q】
売上高;予想$475M 新ガイダンス$479~485M 〇
FY22上方修正
売上高: 予想$1.98B 新ガイダンス$2.027B~2.039B(+40%)


今回も決算良い。ホールドです。


・Ideco&積立NISA&投信積立

こちらはもはや毎月全自動です。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
楽天・全米株式インデックス・ファンド


・VHT購入

2021年に入り毎月積み立てています。米国個別株口座内のシェアがVTI(全米株式ETF)とVHT(ヘルスケアETF)併せてポートフォリオ比率30%以上(VTI3:VHT1位の割合で)になるまで機械的に積み立てです。現在は15%前後です。


・マルケタ(ティッカーシンボル:MQ)を購入

6月9日IPOのマルケタをIPO初日で打診買い。マルケタはクレジットカード発行プラットフォームを運営しています。購入した理由は下記です。


①参入障壁の高いビジネスであること
②売り上げが順調に伸びていること


上記シナリオが崩れるか今後決算ミスの場合は即手放す予定です。




■6月後半に私がやること

・6月17日FOMCに注目
・(今更ながら)子供達名義の証券口座を開設予定



■まとめ

5月あたりから明確に機関投資家の売買が少なくなりマーケット全体の出来高が小さい状況が続いています。6月17日のFOMCでテーパリングの情報が出てくるのか、または多くの予想通り8月のジャクソンホールでテーパリング言及なのか、どちらにせよ様子見ムードが続いています。


ひとつ気になる記事があってウォール・ストリート・ジャーナルがテーパリング絡みの記事を出しました。

FRBはウォール・ストリート・ジャーナルを通してマーケット関係者にメッセージを伝えると言われています。次のFOMCでパウエルさんからテーパリング言及があるかもしれません。そうなると、株式市場は荒れ模様を予想します。


「テーパリング」と「利上げ」。これらに影響を及ぼすインフレやアメリカの雇用状況に注目が集まっています。


こんな時、私は静観していようと思います。投資下手なので。