2月から引き続き、3月も私のポートフォリオ的には逆風でした。資産は減るばかりです。体感としては完全に昨年とはフェーズが変わったと思います。

今いったい何が起こっているのだろうと、サラリーマンながらに調べ考えてみました。

起きていること

①アメリカ景気は急回復の予想

⇒ワクチン接種がハイペースで進み、効きそうだ。2021年内でコロナ克服できるんじゃないか的雰囲気。アメリカ政府も高経済成長予想！

②アメリカ長期金利が上昇

⇒①の背景から景気が良くなり、雇用が回復し、物価が上がれば政策金利上げますよね？的な。

⇒コロナで大活躍したネット系&SaaS系企業の株式から資金抜ける

（株式から債権へ資金が移動＆ネット系企業の株から銀行や不動産系企業の株に資金が移動）

③FRBは2021年は金利上げないし、金融引き締めしないと表明

⇒いやいや、そうは言っても1年後とか2年後にはお金じゃぶじゃぶ終わるよね？の雰囲気。

こういった流れがあるらしいです。
今まで私はマクロ経済を調べたりしなかったのですが、どうやらこのような状況だろうというのが調べた結果です。また今は金融相場から業績相場への移行期らしいです。

このような時は通常、景気が成熟していくので、企業業績も良くなり、私の様な一般市民も多少なりとも給料が上がったりで好景気を感じる状況のようです。ただ、私はアメリカに暮らしていないので分かりません。

今はコロナ禍という未曾有の事態で、アメリカでは給付金や失業保険が日本とは比べ物にならない配られ方をしていて、個人もなんだかんだでお金持っています。また飲食や旅行以外の企業業績は本当に良い状況です。

なおかつコロナ克服の糸口がワクチンによって見えたかも、という雰囲気が今後更なる景気回復期待を醸し出しているかもしれません。

教科書的には金融相場真っ只中か、もしくは上の図の様な状況らしいのですが、私としては、下の図の様な所にいるかも？と考えたりしています。

④ヘッジファンドのアルケゴス・キャピタルが追証に応えられず大手金融機関に損失発生

⇒3月26日にアメリカのとあるヘッジファンドが株価の下落に対応するための追証に応えられず、金融機関が大量の売り注文を出すという事件が勃発。日本の野村證券も損失出しています。

3月に私がしたこと

①利益確定売り

アメリカ株：

昨年仕込んでいたEV関連銘柄は全て利益確定売りしました。併せて前回の決算でガイダンスが予想を下回ったグロース銘柄も1/4ほど利益確定売りしました。

日本株：
オリックス1/2利益確定売り、三菱UFJ銀行1/2利益確定売りをしました。

なんでも上がる時合いは終わったと思ったので、業績が伴っていない銘柄は一旦利確しました。また、もしかしたら今がマーケット的に景況感一番いい時かもしれないという可能性も考え保有していた日本の景気敏感銘柄も半分利確しました。

②新規購入

アメリカ株：

ハイパーグロース銘柄を5銘柄追加購入

どうなるか分からないですが、攻めようかと思いました。

現状、新規購入銘柄に関しては漏れなく含み損を抱えている状況です。

パンデミックを克服し、実体経済が回復し、会社の業績が上がれば、従業員にも配分されるのか？それは絶対に無いと思っています。

利益の配分がもたらされるのは資本家のみ。資本主義社会とはそうゆうものです。

長期投資と塩漬けは全然違いますが、誰も経験したことのないコロナ禍でのマクロの動向を捉え、自分なりの未来予想です。

4月に私がやること

4月の後半からまた4半期決算シーズンになりますので、決算の確認をし、切り捨てる銘柄と保有する銘柄を精査したいと思っています。

以下が自らに定めたルールになります。

大前提：決算（売上、EPS、ガイダンス）がコンセンサスを全て上回ること

保有銘柄
⇒１つでも外れたら明確な材料が無い限り必ず売る（段階的に売ってもいい）

未保有銘柄
⇒すべて満たしたら買い（一気に資金入れないこと）

資産アロケーション
⇒売却した銘柄の資金を、ホールド銘柄へアロケーションかキャッシュのままにしておく

まとめ

4月以降の方針

・引き続き、決算の良いハイパーグロース銘柄はホールド。4月末からの決算シーズンは注視。

・2月～3月に新たに買ったグロース銘柄は決算みて損切か追加かする予定。

・現在は時合いが悪いので、キャッシュポジション増やしたい。もし新規で投資する場合はVHTに少し。

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