【2021年4月前半】平凡なサラリーマンの資産運用という脱獄記録
4月、新入社員も入ってきました。先輩になる社員やエライ人達も新卒社員に向けて社会人の心得的な呪文を唱えています。そんな少しだけフレッシュな気持ちになれる4月、私のポートフォリオは順調に育っています。
今いったい何が起こっているのだろうと、サラリーマンながらに調べ考えてみました。
起きていること
①4月前半アメリカ長期金利(10年)は1.6~1.7%で安定
グロース株には追い風模様
②4月初週はヘルスケアセクターを除いて堅調(特にGAFAM強い)
印象としては、ハイテク系も大型銘柄に資金寄って小型銘柄は厳しい。
またハイテク株でも上昇基調に戻しそうな銘柄と苦戦しそうな銘柄の明暗が付いてきている。金融相場から業績相場への移行が始まったかもしれない?
③J&Jワクチンの接種中断を勧告 血栓報告
⇒コロナ銘柄(リモート関連)復調の兆し
④4月2週は月末に金融セクターから始まる決算発表前、様子見ムード?
相場を見渡しても出来高が少ない
⑤4月15日コインベースIPO
⇒この1年で最大のIPO。BTCも上昇。1BTC=700万円突破。
4月前半に私がしたこと
・VHT(Vanguard Health Care Index Fund ETF)を少し追加購入
ポートフォリオのディフェンス力を少し上げたいと考えています。ポートフォリオ比率1%⇒3%(ポートフォリオ比率10%~13%目途まで積立予定)
現在の状況は、アメリカの足元景気は良好、ワクチン接種ペースも良好、金利は安定している。
教科書的には金融相場の後期~業績相場の初期にいるが、景気敏感銘柄(金融、工業)の上げもペースダウンしてきている。
コロナ禍という過去に経験のない状況なので、いきなり逆金融相場や逆業績相場にワープするような状況になる可能性もゼロではないと思っています。
また、アメリカ自体はコロナウイルスによる経済活動停滞を脱し、日常を取り戻す中で、昨年下げた経済成長を急角度で取り戻す公算は大きいですが、他国は状況が違います。
ヨーロッパやアジアに関して言えば、今の状況を見る限りだと、2022年まで見ても、コロナ脱却は難しい可能性すらあります。
そうなると、アメリカから他国への観光、輸出は低迷したままになる。そうなるとアメリカの景気も平常にもどり、徐々に悪くなる可能性もある。
アメリカ単体の好景気のうちに、利上げをする。または世界経済の影響をうけて、景気が徐々に悪化していく。
どのタイミングで何が起こるかは誰にもわかりませんが、どちらにせよ景気は間違いなくサイクルしますので最低限は備えていこうという判断になります。
・積立NISAの組み換え
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
上記の2本に7:3の割合で完全に絞りました。
ちなみに、iDeCoに関しても同じ比率、同じ投資信託で積み立てています。
iDeCo、積み立てNISAに関しては、マーケットの状況は無視して、超長期で株式を積み立てていきます。
4月後半にやること
・今日より明日、少しでも良いサラリーマン投資家になれるよう日々研鑽
・4月後半から始まる決算シーズンに向けた準備と銘柄精査
まとめ
私は2018年に初めてアメリカ企業の株式を買いました。
まだ米国株式投資をはじめて4年目です。
今までは、とても良い相場環境に恵まれ、少しづつ資産を増やせてこれましたが、何事も慢心は良くないです。
そして、今までのような良い環境は間違いなくこの先ずっと続くものではないです。相当厳しい局面も来るでしょう。
だからこそ、サラリーマン投資家を名乗る以上、相場や経済の勉強を今後もコツコツしていきたいと思っています。
家族がいて、住宅ローンを背負い、日々労働をする普通のサラリーマンでも、労働だけでは到達不可能な資産形成が出来る事を、証明したいと思っています。
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